会社をより良くする「人」の力
私は現在、新卒や中途、そしてアルバイト・パートタイムの採用を担当しています。実は私が入社する以前、当社には人事が部門としてありませんでした。当時は採用業務から教育までを各部門長が行っていたのですが、同時に会社の課題でもあったのです。そして、人事システム整備の必要性から私が入社することとなりました。最初は採用からシステムを整備し、現在は教育に注力しているところです。今では、入社時の研修や社員に対する定期的な面談も行っており、ようやく一連の人事的役割が確立されてきたと感じます。また、繰り返すことで私が行う研修や面談も洗練されていきますので、人事からアプローチできる業務の幅が増えていくのではないかと思います。自分が関わったことで、会社がより良くなったと実感する度に嬉しく思います。さらに、入社後に成果を上げて活躍している社員の方を目にするとやりがいを感じ、この仕事の面白さを感じます。
持続可能で魅力的な事業
日本は自然災害も多いため、企業の非常時を支えるBCP対策は非常に重要。そこで、当社はエネルギーの領域からガス式発電システムをソリューションとして提案しています。
具体的に当社で行っているのは、アメリカ製発電機の販売。今では日本全国に展開しているのですが、実は参入障壁が高い製品なのです。そのような独自性のある製品を扱っている点は当社の強みです。自然災害がなくなることはありませんから、災害対策の要望や需要も消えることはありません。加えて、世の中が電子化されていくほど、電力の需要は高まるため、持続可能な事業といえるでしょう。さらに、当社が20年以上手がけてきたのがプラント事業。中にはプラントの試運転業務があるのですが、当社が関与することで顧客企業の社員の仕事も見てくれると好評の声が上がっています。工具に触れた経験がない先方の新入社員の方々も、プラントとはどういうものかを理解し、自分の業務に活かせる。当社の社員だけでなく、顧客企業の新入社員の方に対する教育にも信頼を寄せられており、誇らしく思います。
人から人へ会社の未来を紡いでいく
私が思うに就職活動の軸は2つあります。自分が一番好きなものは何か、もしくは何がしたくないかということです。その2つをまずは深堀りすることが大事です。もちろん、好きなこととできることはイコールではありません。しかし、できることを先に考えるのではなく、好きでやってみたいことと、嫌いでやりたくないことを出発点とすることで見えるものがあると考えています。次に入社する段階で、自分はこの会社で1年後、3年後何ができるようになっているのかをイメージできることが重要です。入社した会社で何をしたいかも大事ですが、経験を積み重ねていった結果、自分がどうなっているかを想像できることがキャリア形成につながるでしょう。人事的立場で見ると、最近当社では若手社員が増えてきました。私としては、今いる若手たちを育てるだけでなく、ゆくゆくは彼らが育てたいと思える方に入社してほしい。そのために私も人事として日々邁進していきたいと思います。
好奇心をもって挑戦できる環境
私は好奇心が仕事を進めていく上で役立つ力だと考えています。例えば当社では、プラントだとメーカーによって形状が違うこともありますし、発電機だと設置の仕方が違う場合があります。そのような小さなことに対しても気づく力を持ち、「なぜだろう」と興味を持つことが成長につながるでしょう。私の目から見ても、やはり活躍している方の中には好奇心旺盛なタイプが非常に多いと感じます。また、自社で扱っている製品に興味を持てるということは、自社の人間にも目を向けられるはずです。そのため、後輩や部下の成長を促すリーダーとしても、十分活躍できるのではないかと思っています。当社は新規事業への着手など、新しいことにチャレンジしていますし、ますます成長していくのではないかと社内にいながら感じることが多いです。また、できることがたくさんあるのと同時に、ワークライフバランスも意識しています。覚悟を持ちつつ、さまざまなことに挑戦をしてみたいという方にはぜひ来ていただけるとありがたいです。