サプライズを仕掛けたい
インターネット広告に可能性を感じ、サイバーエージェントで学生時代からアルバイトとして働いていました。最年少で上場を遂げた藤田社長を尊敬していましたし、成長企業で自分自身も共に伸びていきたいと就職を決めました。若い世代に早いうちからやりたいことを見つけて活躍してほしい。そんな願いがあり、夢を感じられる何かを仕掛けて、人を喜ばせ、驚かせたいと広告業界を選びました。
「コイツに任せる」の一言からの躍進
社会人1年目は、今までの経験や強みを武器にカードをきっていく勝負のとき。苦労の連続だったものの、人生を享受している実感がありました。入社して数ヶ月、新規開拓営業に奔走していると、上司から「入社1年目だけど、コイツに任せよう」という一言がありました。そして、ある大手企業のサービス立ち上げから、プロモーションまで全業務を一人で担当することになりました。最初は戸惑いながらも、独自の切り口で商品力を打ち出し、ネット広告を中心に展開すると、予想を上回る成果があらわれ、自分の成長がカタチになって見えてきました。
自分だけのポジショニング
2年目から営業マネージャーに昇格し、業務に加えてグループメンバーのフォローをする多忙な日々でした。会社の縮図になるよう、忙しくても生き生きとした雰囲気づくりを心掛けました。3年目は営業局長として複数のグループを管轄。自分の考えが掛け算で派生し、組織をマネージメントする面白さを知りました。その後、営業副統括を経て、現在は営業統括を務めています。起業家精神は大事ですが、膨大な仕事量をこなすことだけがベンチャーの美徳ではありません。効率を考えた働き方を提起し、職場の環境作りを推進していくことが私の立場だからこそできる役割と考えています。
自らの手で創る“強い個、勝てる組織”
元来、サイバーエージェントは営業ありきの会社で、売ることに関して右に出るものはいないという気概があります。クライアントに何度でも足を運び、信念を持ってアプローチする攻めの姿勢を社員一人ひとりに持ってほしいです。同時に、個人の努力が結実できる勝つ組織として確立しなくてはなりません。スピード感を持ち、常に先手で勝負し、会社の未来だけではなく、業界そのものの未来を創り続ける組織にしていくことが目標です。