20万人の学生が選ぶ!働きたい企業50社

BACCS(バックス)

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社

学生が選んだ理由 編集部レポート

「配属ガチャ」を起こさないIT企業

1982年に出発したデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社。「ソフトウェア開発事業」と「システム販売事業」の二つの事業を軸に、東京証券取引所プライム市場上場企業として成長を続けている。特筆すべきは、同社独自の「カンパニー制」。会社の中に専門性の高い集団を複数設けて、社員のやりたいことや特性に合わせて働ける環境を構築。ITのあらゆるフィールドをカバーし、「配属ガチャ」の防止に努めているという。

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 写真

デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
所在地 東京都中央区八丁堀4-5-4FORECAST桜橋5F
設立 1982年7月1日
資本金 453,156,000円
事業内容 金融系を中心とした業務システムの開発・運用及び車載を中心とした組込み系の開発・検証。働き方改革、セキュリティ関連の自社プロダクトなど。
企業URL https://www.ditgroup.jp/
代表者 市川 聡  KENJA GLOBALへ

※ 本サイトに掲載している情報は取材時点のものです。

INTERVIEW

代表取締役社長市川 聡

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IT×「カンパニー制」
で花開く可能性
やりたいことを実現できる大きなフィールド

変化の激しいIT業界において、私たちデジタル・インフォメーション・テクノロジーは、直近の2024年6月期までに14期連続の増収増益を達成しております。その成長の原動力は、当社ならではの「カンパニー制」にあります。事業分野や地域別に専門性を持つ組織をひとつの会社「カンパニー」に見立てて、それぞれのカンパニーが独自に運営しており、現在7つのカンパニーが存在しています。最大200名程度の小規模な組織で意思決定のスピードを上げ、市場のトレンドの変化に機敏に対応しています。今の世の中の新卒の人たちの間では、入社前の希望と実際の配属先が全然違い、当たり外れがあることを「配属ガチャ」と呼ぶこともあるようですが、当社では面接の段階から伺った希望を叶えることを非常に重視しています。新入社員が「こういうことをやりたい」という情熱のままに活躍していただけるように配慮し、決して「配属ガチャ」を起こしません。

今何者でなくても、これからなれる成長環境

当社の求めている人物像は、「AAA人材」です。自ら考えて行動できるAutonomous(オートノーマス)、状況変化に対応して、柔軟な発想で機敏に対処することができるAgility(アジリティ)、困難な状況でも積極果敢に挑戦、行動することができるAggressive(アグレッシブ)、この3つが一番欲しい人材です。ただ、20歳そこそこの若い方が、今の時点でこれらの能力を備えている必要はないと思います。ですので、当社で経験を積むうちに、「AAA人材」になっていただけたらと思います。基本的には素直で伸びしろがあれば、その適性を発揮できる職場は提供させていただきます。人は興味を持つと、それに対して一生懸命チャレンジしますで、やっぱりまずその方の興味がどこにあるのかというものを引き出していき、伴走していきます。その上で、「当社でこういうチャレンジをしてみたら?」という成長環境を提案させていただいています。

社名に託されていた存在意義

当社の「デジタル・インフォメーション・テクノロジー」という社名は創業者である私の父が名付けました。私だけではなく社員の皆さんが「長い社名」だと思っているはずです。電話するとき噛みやすいのも難点です。ただ、先日、新中期経営計画において、当社の企業理念・存在意義の結びつきをパーパスに表したときに気付きました。パーパスは「『進歩』を続けるデジタル社会(変化)をITの力(対応力)で支え、人々の生活を豊かに。」というものです。創業社長はおそらくこういう思いでこの社名を付けた、社名が我々の存在意義そのものだったんだと社名とパーパスが重なり、理解したのです。このパーパスを遂行するために時代に合わせてアップデートしながら、なおかつ人でなければできないことのノウハウを蓄積し、クライアントの困りごとを的確に解決する商品をこれからも提供していきたいと思います。

一生活きるIT技術を身に付ける

私が新卒の方々の面接をする中で、「社内カンパニー制だから、その中で自分のやりたいことが実現できるんじゃないか」という熱い思いを持って応募してくださる方が非常に多いです。初めはカチカチに緊張している彼らも、話をしているうちにどんどん質問してくれたり、自分のこれからの希望を伝えてくれるのです。彼らが私たちに伝えてくれた希望を叶えられる会社であり続けたいと思います。若い方にとっても、国の基幹産業の一つになったITの世界で仕事をするということは、10年、20年経っても技術でどこでも生きていける、自分の生活の基盤にできる素晴らしい選択です。トレンドや必要とされるものは変わるかもしれませんが、ITの技術は絶対にこの先ずっと必要とされるものです。ぜひ当社の中でキャリアアップにつなげていただき、一緒に成長していきたいと思っています。